内容説明
出羽国最北の式内社に由来する「八幡神社」と、鎌倉時代に付設され最北の神宮寺地名となった「神宮寺」。本書は、これら著者自身の系譜に関係する多年の研究から、これまで見えていなかった北方の八幡神社と別当神宮寺像に迫る注目の書である。
目次
第1章 副川神社から八幡神社へ―伝承された参詣祈願の考察
第2章 八幡神社の由緒と宝物―神主斎藤安房守文書の考察
第3章 八幡神社造営の棟札―中世三棟札などの考察
第4章 八幡神社神主の系譜―神宮寺斎藤氏の考察
第5章 神宮寺住僧の系譜―神宮寺文書などの考察
第6章 神宮寺住僧の神祇灌頂―授与された印信の考察
第7章 神仏分離と廃寺―神宮寺文書の考察
特定研究
余滴
著者等紹介
神宮滋[カミヤシゲル]
昭和16年(1941)秋田県大仙市神宮寺(当時、仙北郡神宮寺町)生。神宮寺神宮家当代(神道宮司位、仏門大律師位兼帯)。慶応大学卒業。皇學館大学専攻科修了。東京都千代田区現住。北国の歴史民俗考古研究「北方風土社」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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