内容説明
何よりも家族思いだった兄、純粋な愛を信じていた兄、社会正義のために闘った兄…。もっとも身近な所で兄を見続けていた弟の口から語られる、小林多喜二の姿。新たな視点で多喜二の生涯を描く意欲作!
著者等紹介
柴山芳隆[シバヤマヨシタカ]
1942年秋田市生まれ。1966年東北大学文学部卒業、教員として勤務。勤続十年を過ぎた頃から、教壇に立つ傍ら創作活動に従事。1987年最初の単行本である中編小説集『しろがねの道』刊行。第三回(1986年)及び第六回(1989年)さきがけ文学賞選奨。平成7年(1995年)度秋田県芸術選奨。羽後文園(毎日新聞)俳句部門年間大賞(2012年)・同短歌部門年間大賞(2013年)、みちのく歌壇(朝日新聞)年間最優秀賞(2013年)・同俳壇年間優秀賞(2014年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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