内容説明
台所にも、庭の草むらにも、「秘境」は存在する!ロビンソン・クルーソーのすみかを探し浦島太郎の足取りを追った探検家・タカハシダイスケの「生活と意見」。秋田魁新報の好評連載エッセー、待望の刊行!
目次
善意の値段
童心に帰ろう
名前は何だっけ?
ジャンケンポン!
尻拭い
イクメン中年
考える旅
探検家の墓参り
トラベルチップ
嫌いな物の話
人食い人種の村へ
謎の八橋田五郎
一年の計
雪だるま
当て字
お子様ランチの旗
バイキング
歯が欠けた!
雑草の秘密
紙幣の色〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nonpono
14
見たことある人だなと思ったら新聞に連載している人だった。探検家って響きは良いが大変そう。常に難解なまた謎めいたテーマを掲げ時にはスポンサーを探し追求していく。探検家の五戒があるそうで、南極探検白瀬氏の場合は、酒、茶、湯を飲まない。煙草を吸わない。火当たらない、らしい。快楽や嗜好品から自分を遠ざけ律するのだろうか。長い探検なら日常を保っていく家事能力も大事だと思う。非日常の世界に挑む為の土台が、帰ってくる場所が。著書の言葉として「おもしろいを追求すれば、人生はおもしろく花開く」、実感がこもっていてすきだ。2024/05/31
高貝駿多浪
1
ただ単に繰り返しの日々を過ごすでなく、探求の心を持つこと。 良エッセイ 2025/02/27