内容説明
つづいていくもの、はじまるもの、つながっていくもの…、いろんなクリスマスに、そして、すべてのおとなとこどもに、メリークリスマス!
著者等紹介
スギヤマカナヨ[スギヤマカナヨ]
静岡県生まれ。東京学芸大学初等科美術卒業。1993年に渡米し、エッチングを学ぶ。『ペンギンの本』(講談社)で講談社出版文化賞受賞。ユーモアあふれる中に子どもたちの姿を描いた心温まる作品が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。一緒にツリーを組み立てながら、お父さんの子ども時代の思い出を聞く。豊かな時間~♪ クリスマスって、いいなあと改めて思わされる作品だった。あとがきの「サンタクロスケ」にくすっ。2017/01/21
いろ
18
お父さんと一緒にクリスマスツリーを作りながら,お父さんが子供の頃にもらったサンタさんからのプレゼントについて話を聞く…というお話。Xmasストーリーとしては一風変わっているけど,なかなかいい目のつけ所だと感じた。9歳男児も,Xmasの1番の楽しみはプレゼントなので,お話の中のお父さんのプレゼントの思い出に,とってもワクワク気持ちをかき立てられている様子で,かなり気に入って何度も再読。最後のお父さんの言葉や,サンタさんとのやり取りの手紙など,母(私)もキュン。キラキラじゃない,ほっこり素敵絵本☆2017/12/20
gerBera.m
10
夏なのに娘が借りてきた本。題名も含めて何故今?と思ったが読んでびっくり、面白い。昔もらったものを思い出したり、いい子にしてないともらえないと思っていたら、ちゃんとプレゼントあったりと、わかりやすくクリスマスプレゼントについて解説された感じ。家族を大切にクリスマスプレゼントの内容をしっかり考えたくなる。 動物を飼いたい時に、飼い方の本というのが一番洒落てた気がする。2024/08/07
遠い日
9
ぼくとおとうさん、おとうさんとおとうさんのおとうさん(おじいちゃん)との、温かい関係が窺われる会話に思わず目頭が熱くなるような思いを抱きました。いっしょにクリスマスツリーを組み立てながら、自分のクリスマスにまつわる思い出を問われて答えるおとうさん。愛された子どもの自覚があるおとうさんだからこそ、自分の子どもにも同じように受けた愛を受け渡すことができるのだ。すばらしいクリスマス絵本です。2016/12/25
ヒラP@ehon.gohon
9
クリスマスの飾りつけをしながら、親子の会話の中に、お父さんの愛情が満ちあふれているお話です。 自分の子ども時代をさらりと話せることって、簡単なようで、意外と難しいのではないでしょうか。 お父さんが子どもだったころの思い出がいきいきと語られていて、子どもとの距離感がなくなっているところに、素晴らしさを感じました。2016/12/12