内容説明
すべての悩めるママたちへ、ひとりで悩まないで。―育児誌『月刊赤ちゃんとママ』の「お手紙相談室」で交わされた手紙を単行本化。ママの悩みに、育児の専門家が寄せたメッセージには、勇気づけられる言葉がいっぱいです。
目次
1 心配は成長のための栄養、かな?(これからのこと。妊娠中に飲んだビールの影響は?早目に第二子を妊娠するために断乳の時期は?(2ヵ月)―おっぱいを通じて、栄養と愛情をたっぷりあげて
私の母と姉もアレルギー。アレルギーは遺伝するのですか(2ヵ月)―なってみないとわからないのがアレルギー。症状が出るまでは、普通の生活でいいんですよ ほか)
2 なにがなんだか…。でも、それが赤ちゃん(白湯やお茶が苦手。水分補給にジュースでは太ってしまう?(7ヵ月)―のどが渇けば白湯やお茶にも慣れますよ。ジュースは上手にコントロールしてあげて
アトピー性皮膚炎らしいとのことで薬をもらいました。ステロイド剤のことを詳しく教えてください(7ヵ月)―薬の使い方と皮膚の反応を先生にお伝えして、確かめるといいと思いますよ ほか)
3 やっと1歳!もう1歳?まだ1歳。(1時間おきの夜泣きに参っています。いろいろ試してみましたがなおりません(1歳)―夜泣きの大半は原因不明。あんよがしっかりしてきたら、急によくなることが多いんですよ
自分で食べようとしません。このままでいいものか…迷います(1歳)―でも、必ず上手になるのですから、笑顔でお世話してあげてくださいね ほか)
4 いっしょに大きくなっていこう、ね(同じくらいの年齢の子や、集団が苦手らしく、公園でも保育園でも人見知りします(2歳)―無理に離さなくても大丈夫。まずは、そばにいて安心を与えてあげてください
「叩く子には、叩いてしつけるべき」と責められて以来仲間ともギクシャクしています(2歳1ヵ月)―しつけのために叩くことは望ましくないと、私は考えています ほか)
著者等紹介
羽室俊子[ハムロトシコ]
保健師。1959年東京大学医学部衛生看護学科卒業。日本総合愛育研究所研究員(現・日本子ども家庭総合研究所)、兼愛育病院保健指導部保健婦婦長を経て、1983年セゾングループ星の子保育園保健師に。1995年、フリーとなり地域の育児支援事業や乳幼児保健、保育園保健研修団体に参加する一方で、講師として大学の教壇に立つ
望月武子[モチズキタケコ]
1949年、東京女子専門学校(現・東京家政大学)育児科を卒業して、母子愛育会愛育研究所(現・日本子ども家庭総合研究所)に勤務。愛育会教養相談室主任を経て、日本総合愛育研究所主任研究員、兼愛育会総合母子保健センター保健指導部心理科長として、厚生科学研究、厚生省(現・厚生労働省)心身障害研究など研究調査に参加する一方、乳幼児の発達相談、母親への心理相談を担当。1992年定年退職。1990~95年、愛育会において育児支援のための母子グループを指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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