出版社内容情報
人気作家夢の競演!
その大陸では、帝俊という神が崇められている。
帝俊は鳥の姿で世に現れ、泥の海から山河を造り、生きとし生けるものを生みだした。
帝俊はまた、五つの卵を産み落とした。五色の卵であった。卵から生まれた子らが、五つの国の境界を定めて、治めることとなった。王たちは、自らが生まれた卵の色を国の名に冠し、その色を貴んだ。
これは、五色を身に纏う者たちが繰り広げる、五つの後宮の物語である。
玉座を疎む青年王と破天荒な妃との出会いが国を動かす〈黄の国〉
敵対する部族間で育まれた絆は究極の選択を迫り…〈白の国〉
寵愛を一身に集めた妃の、死の真相とは〈青の国〉
貧しい村育ちの少女は、後宮で運命と出会う〈黒の国〉
皇后を目指す少女が出会ったのは他国のさえない文書係で…?〈赤の国〉
【目次】
内容説明
人気作家夢の競演!その大陸では、帝俊という神が崇められている。帝俊は鳥の姿で世に現れ、山河を造り、命を生みだした。帝俊はまた、五つの卵を産み落とした。五色の卵であった。卵から生まれた子らが、五つの国の境界を定めて、治めることとなった。王たちは、自らが生まれた卵の色を国の名に冠し、その色を貴んだ。これは、五色を身に纏う者たちが繰り広げる、五つの後宮の物語である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ruruco
7
帝俊という始祖が生み出したという一つの大陸の5つの国。それぞれの国の後宮を舞台にした5人の作家による短編集。テイストもジャンルも時代もバラバラで、本当に各作家が自由に書いている。白川紺子さんの後宮ものは安定の幽鬼呪術風味で面白かった。望月麻衣さんのは後宮が舞台でも、しっかり自身の得意恋愛ものにしていて、なるほどって感じ。後宮が舞台といっても、作家さんの個性が現れていて読んで損したとは思わないけれど、始祖を同じくするカラーの違う5国という設定がしっかりあるので、もうちょっとお話に繋がりがあると嬉しかったかも2026/01/05
鳩羽
5
鳥の姿で現れた神が産み落とした五色の卵。その卵から孵った子を始祖とする五つの国は、他国を侵略せぬこと、子を産み血を繋げることを従順に守りながら、繁栄を続けていた。そんな色の名前がついた五つの国を舞台にした、アンソロジー。思ったほど後宮後宮した話は少なく、中華風ファンタジーのアンソロジーといった感じ。白川紺子が安定の、安心して読める作品で、本当に作品数が多くても質も高いのが素晴らしいなと思う。個人的には「赤鳥朗詠」が、後宮小説の身分とか苛め、焃国の文化を描いた上でそれを張り切っていくのが清々しくて良かった。2025/12/22
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- 和書
- 星鴉の夏




