出版社内容情報
無実の罪(交通違反)で逮捕されてしまった!
この国の「公共」の概念には、危険と恐ろしさが根付いている。
警察・検察を向こうに回し、意地と執念で無罪を勝ち得た実録セミノンフィクション。
警察官とのやり取り、ウソを取り繕うごまかしの会話を再現し、事実に基づいて描いた。証人が見たままの言葉。開示された実況見分調書、法律事務所の対応――。
【目次】
はじめに
第一章 警視庁築地警察署・誤認逮捕事件発生当日
一 築地署「公務執行妨害・傷害被疑事件」の確認小会議
二 問題だらけの「実況見分調書」
三 「公妨・傷害被疑事件」初回捜査会議
四 警察の不当逮捕・不当取調べの現場
五 築地署の現場検証と虚偽の供述調書作り
六 築地署の手慣れた虚偽「勾留状」作り
七 築地署による「鷹崎供述調書」反省会
八 虚偽の「現行犯人逮捕手続書」作成
九 不都合な証拠の隠蔽、送致文書の改ざん
第二章 虚偽自白を強要するための長期間の不当勾留
一 「被害者」が「被疑者」として東京地検へ送検
二 事件翌日、現場で目撃証人探し
三 勾留認否裁判の驚くべき実態
四 やつれてしまった妻との面会
五 鷹崎巡査、後島検事との初回検面
六 藤枝弁護士、岩清水浄二目撃者から証言を録取
七 藤枝弁護士と後島検察官の面談と検察官・築地署の慌ただしい反応
八 後島検事との二回目の検面
九 公則を立会人とする事件現場での実況見分
一〇 東京地方裁判所に「勾留理由開示公判」を請求
一一 後島検事による明日香、目撃証人・岩清水浄二への事情聴取
一二 公則は「勾留理由開示公判」を請求
一四 傲慢かつ姑息な職権濫用による幕引き
一五 勾留理由開示公判前後
第三章 検察庁に「起訴猶予」という「前歴」を科されて
一 事件の真相解明に努める国松夫妻
二 国家賠償裁判の弁護依頼を避ける弁護士たち
三 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」か?
内容説明
この国の「公共」の概念には危険と恐ろしさが根付いている。警察・検察を向こうに回し、意地と執念で無罪を勝ち得た実録セミノンフィクション。警察官とのやり取り、ウソを取り繕うごまかしの会話を再現し、事実に基づいて描いた。証人が見たままの言葉。開示された実況見分調書、法律事務所の対応―。
目次
第一章 警視庁築地警察署・誤認逮捕事件発生当日(築地署「公務執行妨害・傷害被疑事件」の確認小会議;問題だらけの「実況見分調書」;「公妨・傷害被疑事件」初回捜査会議 ほか)
第二章 虚偽自白を強要するための長期間の不当勾留(「被害者」が「被疑者」として東京地検へ送検;事件翌日、現場で目撃証人探し;勾留認否裁判の呆れる実態 ほか)
第三章 検察庁に「起訴猶予」という「前歴」を科されて(事件の真相解明に努める国松夫妻;なぜか国家賠償裁判の弁護依頼を避ける弁護士たち;「虎穴に入らずんば虎子を得ず」か?)
著者等紹介
二本松進[ニホンマツススム]
1948年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、13年余、サラリーマンとして勤務した。その後、株式会社シーマトリックスと寿司茶屋吟遊を創業し、現在にいたる。その間、銀行の利息詐欺事件をめぐって、銀行側の8名の弁護士と3年にわたり、本人訴訟で争った。最終的に銀行は謝罪し利息も返金したが、裁判自体は敗訴となり、裁判官に対する強い疑念を抱いた。また、本書で扱った事件を通じて、刑事裁判や国家賠償裁判も経験した。そして、冤罪を生み出した警察や特別公務員が刑法上の罪に問われていない現状があることを知った。国家賠償訴訟では9年余を闘い抜いて勝訴したが、この官主主義的な制度を社会に明らかにし、悪しき法制度を大きく改正すべきだと考えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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