出版社内容情報
数字に強い人とは、数字を「考える道具」として使える人です。
たとえば、「売上が落ちた」と聞いたとき、すぐに「もっと売らなければ」と考えてしまう人がいます。
そこで売上を「客数×客単価」に分けてみれば、客数が減ったのか、一人あたりの購入額が下がったのかによって、取るべき対策がまったく違うことに気づくでしょう。
本書では、割合や確率、因数分解、累乗、フェルミ推定など、数学的な考え方を、仕事や日常の身近な事例に置き換えて紹介します。
数字を比較し、分解し、ときには不要な数字を捨て、わからない数字をざっくり見積もるといった考え方を身につければ、漠然としていた問題が整理され、「次になにをすればいいのか」が見えるようになります。
営業では売上が伸びない本当の原因を探り、就職や転職では企業の数字から働く価値を考え、ニュースでは統計データをそのまま信じるのではなく、「この数字はなにを意味しているのか」と一度考えてから判断できるようになるでしょう。
さらに、数字に振り回されるのではなく、「なぜ、この結果になったのか」「ほかの数字と比べたらどうなのか」「どこを変えれば結果が動くのか」と考えられるようになれば、会議や企画、営業、転職、投資など、数字が登場するあらゆる場面で判断の精度が変わってきます。
必要なのは、難しい計算でも、学生時代の数学の成績でもありません。
本当に必要なのは、数字の奥にある現実を読み解き、自分なりの答えをつくる力です。
「数字が苦手だから」と避けてきた人でも大丈夫。
本書を読み終えるころには、なんとなく考えていた仕事を数字で整理し、根拠をもって次の一手を選べるようになるはずです。
【目次】
1章 数字は、あなたをだます
2章 数字に強い人はなにをしているのか
3章 仕事ができない人は、難しく考える
4章 ビジネス戦略をつくる数学的思考法
5章 今日から仕事で使える「大人の数学」



