出版社内容情報
なぜ求人を出しても人が集まらないのか。なぜせっかく内定を出しても辞退されるのか。なぜ入社してもすぐに辞めてしまうのか。今、日本中の企業が同じ悩みに直面しています。本書はその原因を「採用プロセスに開いた穴」として明確化し、10年以上にわたり現場を観察・分析してきた著者が体系的に整理しました。採用プロセスには典型的な20の穴が存在します。この穴を放置したままでは、どれだけ広告費を投じても、どれだけ時間を費やしても人材という水は漏れ続けます。それぞれの穴は独立しているように見えて、実は相互に関連しています。必要なのは部分的な改善ではなく、全体を俯瞰した改革です。読み進めるうちに、自社の採用プロセスに潜む落とし穴が次々と浮かび上がり、それをふさぐための打ち手が具体的に見えてきます。読み終える頃には、すぐに実行に移せる行動計画が手元に整っているはずです。
【目次】
内容説明
採用プロセスに潜む典型的な「20の穴」を確実にふさぐためのノウハウをこの1冊に凝縮。穴の開いたバケツに水は溜まらない。会社の採用状態を診断するチェックリスト付き。20の穴は独立しているように見えて、実は相互に関連している。必要なのは、部分的な改善ではなく、全体を俯瞰した改革。
目次
第1部 採用に対する心構え(採用観の穴―まずは現実を直視する;採用認識の穴―他責思考から当事者意識へ ほか)
第2部 採用戦略の構築(採用戦略の穴―限られたリソースの使い方;採用予算の穴―「コスト」ではなく「未来への投資」と考える ほか)
第3部 採用プロセスの実行(母集団形成の穴―優秀な人材ほど従来型の求職活動はしない;採用経路の穴―データに基づきチャネルを見直す ほか)
第4部 採用決定と定着(判断基準の穴―優秀な人材を確実に見極める;決断速度の穴―意思決定の速さは、それ自体が競争力 ほか)
終章(定着・活躍の重要性―優秀な人材が定着し、活躍する組織;穴のないバケツを作る―令和時代の最強採用システム)
著者等紹介
内藤貴皓[ナイトウタカヒロ]
RECRUIT BOOSTER株式会社代表取締役社長。1988年生まれ、静岡県出身。大学在学中の20歳でキャリアを開始し、大手教育企業にて個人向け営業を担当。2012年4月、新卒で入社した出版社では広告営業として社内売上のギネス記録を更新。人事戦略部へ異動し、新卒・アルバイト採用や教育・研修制度の設計を担当。2016年2月、株式会社FiNCに人事として入社し、エンジニアなどのプロダクト職の中途採用やマネジメント研修の運営、評価制度の改定を主導。社長室では、創業者・溝口勇児の秘書業務を通じ、現場と経営の橋渡しを担い、シリーズDラウンドの資本業務提携にも携わった。その後、ベンチャー支援・ファンド運営を行うWEINグループの創業に参画し、管理部門とコワーキング事業の立ち上げを主導。2020年10月に独立、2021年1月にCHEMI株式会社を設立し代表取締役に就任。2025年10月、社名をRECRUIT BOOSTER株式会社へ変更(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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