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出版社内容情報
急に辞められた、何を言っても響かない、指摘したら逆ギレされた。
その原因は「聴いていないこと」にあるかもしれません。
本書は、数多くの職場トラブルを解決へ導いてきた特定社会保険労務士が、中小企業を中心に実際の現場で培った知見をまとめた一冊です。
単なる「聞き上手」になるためのハウツーではなく、トラブル経験から逆算した実践的なマネジメント論としての「傾聴」を解説します。
社員の不満は、必ずしも違法行為から始まるわけではありません。小さな不公平感や言えない不満が積み重なり、やがて退職や訴訟といった大ごとに発展します。しかし、不満を初期の段階でキャッチし、正しく聴き取ることができれば、職場トラブルの8割は未然に防げるのです。
本書では、
・「話を聴かない職場」が生む問題構造
・社員が不満を溜め込むプロセス
・部下との信頼関係を築くための聴き方の原則
・ハラスメント対応やトラブル解決の実務的な手順
を豊富な事例とともに紹介します。
経営者や管理職が「転ばぬ先の杖」として身につけたい、これからの時代のマネジメントをお伝えします。
【目次】
内容説明
《離職》《指示待ち》《反抗的》を防ぐ超実用的マネジメント。急に辞められた、何を言っても響かない、指摘したら逆ギレされた。社員の話を聴かないからこうなる。
目次
第1章 話を聴かない職場と、何も言わなくなる社員
第2章 社員はこうして不満を溜めていく
第3章 マネジメントをアップデートする
第4章 聴くマネジメント
第5章 ハラスメントを早期解決する方法
第6章 それでもトラブルになってしまったら
著者等紹介
濱本志帆[ハマモトシホ]
特定社会保険労務士。職場でのパワハラ・セクハラや月100時間以上のサービス残業、労災隠し、不当解雇を経験したことから、「会社が労働者を大切にできるための支援」を志し、社会保険労務士資格を取得。顧問業務を行いながら、会社と労働者のトラブル解決に携わる過程で、本来的に職場トラブルを防ぐ方法を考えるようになる。その後大学院に進学し、組織心理学とトラブル発生のメカニズムを研究。MBAを取得。現在は特定社労士の試験でグループ研修のグループリーダーを7期務める。裁判になる前に職場トラブルを早期解決する実務家として15年の経験をもとに、特定社労士実務家の育成セミナーや、企業内ハラスメント研修、経営者向け研修など講師実績も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。