内容説明
国益とは何か。その深淵を見つめ直す。中央ではなく地域から、権力ではなく生活から。田沼意次政権期に国益の萌芽を見出した著者は、そのプリミティブな姿を活写する。
目次
序章 「国益」をどう考える
第一章 宝暦・天明期という時代
第二章 池上幸豊の系譜
第三章 海中新田開発事業のとりくみ
第四章 砂糖作りをはじめる
第五章 国益思想の諸相
終章 近世国益思想の形成・展開
著者等紹介
落合功[オチアイコウ]
1966年神奈川県川崎市に生まれる。2013年~青山学院大学経済学部教授、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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