出版社内容情報
「再稼働」ありきでよいのか!
福島第一原子力発電所事故から15年。事故は今も収束していない。政府は事故の検証もしないまま、原発の再稼働・利用拡大へと舵を切る。転換するエネルギー政策の全体像を捉えたうえ、実際の避難計画の杜撰さ、自治体財政を歪める原発交付金の仕組み、原子力行政と地方自治の危うい関係、漂流する「核のゴミ」処分場選定、「失敗のゆるされない」技術の怖さなど、山積する課題を批判的に検証して、原発に依存しない地域のあり方を提起する。
【目次】
1章 〔総論〕「原発の最大限活用」にどのように対抗するか
2章 柏崎刈羽原発の再稼働と避難計画
――取り残された課題
3章 原発マネーと地方自治のゆくえ
――原発再稼働と地域の今後を考える
4章 原発立地自治体と原子力行政
――福井県における「共創会議」方式と地方自治
5章 核ゴミ問題と自治体経営の論理
――「再エネ先進地域」寿都はいかにして分断を抱えたのか
6章 技術から見た原子力規制と電力事業者の体質
7章 原発に依存しない地域経済・地域づくりへの展望



