内容説明
少子化、それでも自治体は動いている。日本の少子化の現状とそのメカニズムを分析して事態が進行している現場に目を向ける。明石市、京都府大山崎町、世田谷区、長野県阿智村、北海道訓子府町、独自の子育て政策を展開する5つの自治体。その首長と行政担当者が市民に寄り添う「実践」を語る。
目次
第1章 地域で進める子育て支援(中山徹)
第2章 兵庫県明石市 「こども政策」の重点化と市民との「対話と共創」によるまちづくり(丸谷聡子)
第3章 京都府大山崎町 住民参加で創る「自然豊かな子育ての町」(井上治夫)
第4章 東京都世田谷区 子どもの権利条例に基づく子ども・若者施策の推進―子どもの権利が当たり前に保障されるまちを文化として築く(保坂展人)
第5章 長野県阿智村 阿智高校、地域になくてはならない学校を目指して(岡庭一雄;黒柳紀春)
第6章 北海道訓子府町 小さい町だからできるきめ細かな子育て政策―『ちょっといいね』がたくさんあるまち・くんねっぷ(高橋治)
著者等紹介
中山徹[ナカヤマトオル]
奈良女子大学名誉教授、自治体問題研究所理事長
丸谷聡子[マルタニサトコ]
兵庫県明石市長
井上治夫[イノウエハルオ]
京都府大山崎町議会議員
保坂展人[ホサカノブト]
東京都世田谷区長
岡庭一雄[オカニワカズオ]
南信州地域問題研究所所長、前長野県阿智村長
黒柳紀春[クロヤナギトシハル]
長野県阿智村教育長、元阿智高等学校長
高橋治[タカハシオサム]
北海道訓子府町教育長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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