内容説明
~人事管理の歴史と課題、その行く末~人の管理が人的資源管理から人的資本経営へ変化する時代の節目において、領域にこだわらずに幅広く人事管理の関連用語を取り上げ、その定義、歴史的背景、抱える課題、そして今後のあり方を解説した小論。裏表紙の帯より「管理される者は管理について考えない。」働くことの意味と人を管理する意義を思索するためのノート。県立広島大学ビジネススクール(社会人大学校)での対話と思索から生まれた人事管理の未来。
目次
1 はたらく(人事管理について;人的資本について;働き方について)
2 いとなむ(経営について;組織について;指導者について)
3 はぐくむ(人手不足について;採用について;人材育成について)
4 むくいる(報酬について;賃金について;評価について)
著者等紹介
木谷宏[キタニヒロシ]
県立広島大学大学院経営管理研究科教授。広島県呉市出身。東京大学経済学部卒業、食品企業入社。営業職を経験し、米国ジョージ・ワシントン大学ビジネススクール留学、本社マーケティングスタッフを経て米国現地法人社長としてベンチャービジネスを立上げる。帰国後は人事部にて人事制度改革の企画および運用の任にあたり、経営企画部長を経て退職。学習院大学経済学部特別客員教授、麗澤大学経済学部教授を歴任し、2016年4月より現職。MBA、博士(経営学)。おもな著書に『「人事管理論」再考―多様な人材が求める社会的報酬とは』生産性出版(2016年)、『社会的人事論―年功制、成果主義に続く第3のマネジメントへ』労働調査会(2013年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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