内容説明
薬物事犯者に日々向きあう保護観察官が、刑事司法の枠組の限界という葛藤を抱えながらも、対象者を処遇の客体ではなく回復する主体と捉える〈回復志向性〉という概念によって、保護観察だからこそできる支援を追求する姿を描く。
目次
本書の目的と構成
第1部 薬物事犯者をとりまく環境―文献研究(薬物関連問題の動向;薬物依存からの回復とは)
第2部 保護観察官の葛藤と〈回復志向性〉―実証的研究(薬物事犯者との関わりにおける自己変容プロセス(研究1)
薬物事犯者の回復を促進する関わりとは(研究2‐1)
薬物事犯者への〈回復志向性〉の尺度(研究2‐2)
保護観察官の〈回復志向性〉に影響する要因(研究2‐3))
葛藤を抱えながら回復を支援する―総合考察
著者等紹介
有野雄大[アリノユウダイ]
筑波大学大学院人間総合科学学術院人間総合科学研究群(3年制博士課程)ヒューマン・ケア科学学位プログラム修了。博士(ヒューマン・ケア科学)。公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士。2008年度法務省入省。釧路、旭川(沼田)、長野、さいたま、東京(立川)の各保護観察所において、保護観察官として犯罪をした者や非行のある少年の指導や支援等に従事したほか、法務省保護局、川越少年刑務所、内閣府、法務総合研究所、東京拘置所でも勤務した。薬物関連問題のある者への指導や支援に関心が高く、保護観察所において長年従事。特定非営利活動法人ASK認定依存症予防教育アドバイザーとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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