内容説明
国家の不介入を求める従来の「消極的自由」観に対し真に民主主義を機能させるには、国家が多様な言論が流通する環境を積極的に構築・維持すべきという視点を提示。メディア政策、公共放送、デジタルプラットフォームの規制など、法的根拠から実践的影響までを多角的に考察する。
目次
第1章 複雑化する自由―積極的な言論の自由の研究とは
第2章 言論のためのプラットフォームの提供―あり得る義務および責任
第3章 言論の積極的保護と実質的な政治的平等
第4章 積極的な言論の自由の情報アクセスの側面
第5章 市民的言説の促進―アイルランド憲法下の積極的な言論の自由の一形態か?
第6章 自由の状態―ドイツの放送の自由の含意
第7章 少数者の集団的言論権
第8章 表現の自由の積極的権利と訴訟当事者の匿名性
第9章 積極的な言論の自由と裁判情報への一般公衆のアクセス
第10章 法の影で真実を隠す?―公的機関による契約上の秘密保持条項の悪用に対する取り組み
第11章 環境情報へのアクセスの自由を前提とした言論活動とガバナンス
著者等紹介
池端忠司[イケハタタダシ]
神奈川大学法学部教授
ケニオン,アンドリュー[ケニオン,アンドリュー] [Kenyon,Andrew]
メルボルン大学ロースクールの教授であり、同大学のメディア・コミュニケーション法センターの元所長である。名誉毀損、プライバシー、言論の自由を含む比較メディア法を研究している
スコット,アンドリュー[スコット,アンドリュー] [Scott,Andrew]
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)の法学部の准教授である。研究重点は公共圏の構成であり、現在は名誉毀損とプライバシーに関する法律、名誉毀損と宗教的信条の相互関係、表現の自由と情報アクセス、企業の権力と公共圏、ジャーナリズムの取材活動の規制に関するプロジェクトを進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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