出版社内容情報
鳥には鳥の心がある!
インコ・オウムがもつ豊かな心理と個性がわかれば、愛鳥も人も、もっとハッピーに!!
鳥類の心と体の基礎知識を紹介し、インコ・オウムの心の成長、人との暮らしの中でみられる意識・感情・個性などをやさしく解説。飼育上の問題についても、インコ・オウムの気持ちに寄り添った実践的な対処法を紹介。
【本書の特長】
●鳥類の体と知能の基礎知識をやさしく解説。高い知能と豊かな感情を持つ鳥類のコミュニケーションや感情表現についても紹介。
●ストレスの少ない環境を提供するために飼い主が知っておきたい情報を掲載。
●「ケージに戻りたがらない」「食欲が落ちた」といった飼育する上での問題についても、インコ・オウムの気持ちに寄り添った実践的な対処法を紹介。
内容説明
ベテラン飼育者にもビギナーさんにも。個性豊かなインコとオウム。彼らの気持ちを理解し、よりよいコミュニケーションをはかって、ともに幸福に暮らすために、すべての飼育者が知っておくべき知識をまとめました。
目次
1 知っておきたい鳥の心(恐竜が鳥になって得たもの、失ったもの;鳥には鳥の心がある ほか)
2 成長とともに変化する心(鳥の成長は速い;生まれもっての気質と個性 ほか)
3 暮らしの中のインコ・オウムの気持ち(インコやオウムが満足する暮らし;人間に望む距離 ほか)
4 インコ・オウムの意識(遊びは本能、遊びたい気持ちの発露;人間は遊び仲間?それとも「おもちゃ」? ほか)
5 インコ・オウムの心の特質(人間のやることに興味津々;本当に大切な相手以外はどうでもいい ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だいだい(橙)
13
子どもの頃家でセキセイインコを飼っていたが、昭和の飼い方らしく放鳥もしなかった。転居の時に親が人に譲ったが、長生きはできなかっただろうなあ。いまの飼い方はアニマルウェルフェア。1羽飼いは群れで生きるインコやオウムにとってはほぼ虐待。仲良しでなくても同種の鳥と最低2羽で飼うことを義務付け始めた国もあるとのこと。日本もいずれはそうなるかも?インコの出てくる漫画を描いているので、とても参考になりました。2025/05/05
Go Extreme
2
鳥の豊かな感情:伝える要望・気持ち 進化の収斂 心に余裕→感情表に出ない 心の発達と発達心理学:鳥の性格 好奇心 快と不快、好きと嫌いが生まれる:インコは感情を隠せず 音楽・芸術 人、鳥に対する好きと嫌い:野生の鳥の好きと嫌い 死ぬまで嫌い 理由のある好き、ない好き:適度な距離と安心感 好きな遊び・遊びの中の好き 恐いは嫌い:本能的・経験的恐怖 未知は不安 好ましい予想が生みだす期待 食べもの・好きと嫌い:嫌いなものは食べない メカニズム 味覚と嗅覚 好きと嫌いのインコ学:好きの伝えかた 鳥の心を理解2024/09/27