出版社内容情報
1巻発売後即重版！
小説家になろう年間第1位（2024年4月～10月）
２０２４年もっとも読まれた超人気作！
「お客様を幸せにしないわけにはいかないでしょ？」
彼女の光は病んだ世界に苦しむ少年をも照らす！
したたか夫人の領地改革ヒューマン・ファンタジー、第二弾！
コミカライズ連載中！
書き下ろし番外編巻末収録！
【目次】
内容説明
大陸全土で地獄のように広がる大飢饉。唯一餓死者を抑えたエンカー地方の領主・メルフィーナは、冬支度の最中、隣接領地から流れ着いた難民に誘拐されてしまった。さすがの彼女も恐怖を覚えるが―「あなたたち、うちの領地に来るつもりはない？」飢えに苦しむ子どもたちの姿を見て放っておけないと、彼らを領民として迎え入れることに！さらなる労働力を確保し、規模を拡大するエンカー村とメルト村。そんなところに書類上の夫が持ち込んできたのは、病を抱えた隣国の王太子の転地療養という外交的重要案件で―彼女の光は病んだ世界に苦しむ少年をも照らす！したたか夫人の領地改革ヒューマン・ファンタジー、第二弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
39
予約で購入してたようです(^-^;。読み友さんよりWEBで読ませて頂いていたのですが一気に読了したもので今は本でボチボチ楽しませてもらっています。可愛いメルフィーナは豪快です。誘拐されたというのに自分の領地に引き抜く。婿の公爵様が来られても普段どおり。しかも隣国の王太子の面倒をみよと。はぁ婿！って言いたいけれど逃した魚の偉大さに驚くなかれ。飢饉の折にサウナですよ！砂糖ですよ！。WEBからいうとまだまだ続く。最後まで一気に本にしてもらいたいものです2025/06/23
くたくた
31
「なろう」ですでに通読済みなので、さくっと読了登録。2巻はノーフォーク農法の取り入れの思案からはじまり、メルフィーナ誘拐からの農奴というなの窮民救済、火鉢の導入と冬支度、セルレイネの寄宿、ソーセージとベーコンとハム製造、そして砂糖の製造着手まで。相変わらずマニアックで面白い。そして美味そうです。ブレないメルフィーナにすこしづつ絆されていく公爵様が個人的には密か（でもない）見所。巻末の参考文献も密かな読みどころ。著者さん、よく勉強してるな〜。2025/06/22
こも 旧柏バカ一代
23
聖女が召喚される2年前。巷は飢饉で多くの人達が飢えていた。そこから逃げて流民となりエンカー地方へ来た流民は食糧を得るために領主・メルフィーナを拉致。相手の事情を知ったメルフィーナは彼等を領地に受け入れて新たな開拓村を新設する。さらに隣国から療養のために王子が来て彼女に超懐いてしまう。番犬と一緒に遊ぶ姿が尊い。2025/06/20
しぇん
20
知識無双系の二巻目。よく言えばしっかり、悪く言えば地味にしっかり物語が書かれているので、進行速度はかなりゆっくりだなと。信奉者はかなり増えてきたけどら旦那との仲は変わらずだなと。医療が弱い中世風なので死にかけてる殿下とかは大変そうだなと。プライド高くても素直な医者で良かったですけど2025/07/12
はなりん
18
シリーズ2巻。秋から初冬にかけて。厳しい冬に向けて、隙間風の入らない家、火鉢、サウナなど次々開発していく。食べ物もチーズ、砂糖など。どんどん良くなっていくエンカー地方。次は何をするのかワクワクする。隣国の王太子セレーネ（攻略対象）登場。思ったより可愛らしい感じの挿絵でした。登場人物も増えてきて、寂れた開拓村がどんどん賑やかになっていく。アレクシスは相変わらずだけど、少しずつ変わっていく様子が良い。メルフィーナのやる事に驚くアレクシスを見るのは楽しい。そしてオーギュストとのやり取りは結構好きです。2025/08/07
