出版社内容情報
『このライトノベルがすごい!2024』(宝島社刊)単行本・ノベルズ部門 第1位!『このライトノベルがすごい!2025』(宝島社刊)単行本・ノベルズ部門 第5位!シリーズ累計90万部突破!(電子書籍を含む)コミックス第5巻同日発売!全編完全書き下ろし!「あなたと出会う前にはもう戻れない」孤独な元令嬢×天才肌の貴公子の師弟恋愛ファンタジー第7巻!
内容説明
身を隠すウィステリアは、遠く離れた弟子の身を案じていた。「ロイド…、いま君はどうしてる?」寂しくてもまずは失った魔法を取り戻さなければと、隣国の商人・ジェレマイアと情報交換を始めることに。不遜な弟子とは真逆で「先生!」と呼びかけてくる人懐っこさと旺盛な好奇心に気を許しそうになるが、彼の商人らしい計算高さから何か目的があるように思えて―。一方、社交界に戻ったロイドは、王女との婚約に決着をつけ、捕まってしまう。身動きのできない中、あらゆる手段を使って師匠を守ろうとするが?「あなたと出会う前にはもう戻れない」そばにいないことがこんなにも心細い―。孤独な元令嬢×天才肌の貴公子の師弟恋愛ファンタジー第7巻!全編完全書き下ろし!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
20
ウィステリアもロイドも、別々の場所で互いを守る為の戦いをしている気がする。ウィステリアは守る力を取り戻すため、ロイドは彼女を全てから守るため。未明の地から戻れたけれど、未だにあそこに縛られて入るのが辛い。初めて戻った人間がいるからこそ、どんな些細な情報でも知りたいのだろうけど…。2025/05/11
chie-don
12
これは長くなりそうな…。そして次巻が出るのは来年とな?…なんといいましょうか、全く別な話だが、あの『ベルばら』は驚くなかれ、本編は9巻。昭和は中身の濃い時代だったんだなぁ…😮💨2025/05/19
つぶあん派
9
感想の前に一言(続きが来年だって…!?) 番外編が出た時、私は別の作品に意識を向けて心を静めました。そのくらい情緒みだれるレベルで面白い作品なんです。予約していつの間にかKindleに現れてた(忘れないと次待つの辛い・先生ごめんなさい) ロイドとイレーネの二人から、いろんな登場人物が増えて賑やかになってきました。 ジェレミーなかなかのキャラ。前回も思ったけど今回もさらに。距離が近い。 手紙のシーンが印象的。 2025/05/13
まふゆ
9
評価:★4 新刊楽しみにしてました。話は面白いんですがなかなか進展しないのと次巻がまた一年後かと思うところはあります。結末が気になるので読み続けると思います。早くロイドと再会し、ブライトたちの反応などが見たいところです。次巻楽しみにしてます。2025/05/02
コウディー
8
85/100 あぁ~2人の関係も、物語の進行もじれったい。けど、先が気になってドンドン読み進めてしまう。そんな魅力の詰まった作品。特によかったのは、手紙は手間がかかるので好きではないと言っていたはずのロイドが、離れて過ごすウィステリアに、転移の魔法を使い「恋しい」と手紙を送り、それを読んだウィステリアが、赤くなりうめくシーン。手間でも好きじゃなくても、それを乗り越えるほど伝えたい想いがあるのかと想像して、一緒になって悶えしまった。早く続きが読みたい。2025/05/09