没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた〈８〉

三木 なずな【著】

ＴＯブックス（2024/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 299p／高さ 19cm
• 商品コード 9784867941201
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

シリーズ累計75万部突破！（電子書籍を含む）
最強貴族による自由気ままな魔法ファンタジー第8弾！
重大情報、発表あり！

内容説明

突然リアムの前に現れた美女アメリア。彼女はリアムが前世の時から憧れ続け、魔法を放つ際に前詠唱する呪文「アメリア、エミリア、クラウディア」の一角を占める歌姫である。憧れの人に出会ったリアムはたちまちテンションが絶頂になり、ぜひとも彼女の美しき歌声を世界中の人々に広めようと心に誓う。その為に音響の魔法や魔導具を開発したり、演奏会を開く為の会場を建設したりなど、リアムはプロデュースで大忙し！だがその華やかな準備の陰で、敵国による狡猾な陰謀が繰り広げられていた…！最強貴族による自由気ままな魔法ファンタジー第８弾！

著者等紹介

三木なずな［ミキナズナ］
元声優志望の台湾人ラノベ作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nishiyan]

魔法を放つ際に前詠唱する呪文「アメリア、エミリア、クラウディア」と唱えるほど、敬愛する歌姫アメリアが公国の手駒として使われていることに憤りを覚えるリアム。人質となっていた彼女の両親を救うために動き出す本巻。救出に至る顛末があっさりしている分、保護することになったアメリアにリアムがドギマギする様は面白い。彼女のために楽器を作り、歌を広めるために魔道具まで作ると、劇場を作って歌を披露してもらうなど、アメリア回と言っても良い内容。そんな彼女にデュポーン嫉妬し、ラードーンは面白がるなど反応の違いも興味深かった。

2025/01/13