天皇論―「象徴」と絶対的保守主義

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784867930342
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0010

出版社内容情報

天皇制の本質とは、何か?

象徴とは何を指すのか?

天皇制の謎。それは、なぜ、永続するのか? である。

再発見し、定義され続ける「天皇」とは何者か?

本居宣長、津田左右吉を手掛かりに、近世から登場した天皇制の言説を丁寧に追いながら、現代天皇制の本質に迫る。日本思想史の大家、ライフワーク。



日本の社会的統合の安全弁としてもった天皇制とは天皇制の安定的な持続が日本社会の安定的な統合的持続をも保証するということである。この天皇の安定的な持続的存在によって自分たちの住む日本社会もまた統合性をもって安全に持続するといった考え方、日本人の社会生活を根底的に律するような考え方を私は「絶対的保守主義」と呼ぶのである。(「序言」より)

内容説明

天皇制の本質とは、何か?象徴とは何を指すのか?天皇制の謎。それは、なぜ永続するのか?である。再発見し、定義され続ける「天皇」とは何者か?本居宣長、津田左右吉を手掛かりに、近世から登場した天皇制の言説を丁寧に追いながら、現代天皇制の本質に迫る。日本思想史の大家、ライフワーク。

目次

第1部 絶対的保守主義としての天皇制(『古事記伝』の最初で最後の愛読者;1970年代日本と宣長の読み出し―吉川幸次郎と『古事記伝』;絶対的保守主義としての天皇の道)
第2部 天皇はいかに語り始められたか(天皇はいかに語り始められたか・その1―権門体制の解体と近世社会の成立;天皇はいかに語り始められたか・その2―平民の時代と近世的知識世界の成立;天皇はいかに語り始められたか・その3―天皇は江戸社会にいかに呼び出されたか)
第3部 今も生きつづける「象徴」的天皇(徳川日本と宣長天皇論の成立―日本型華夷秩序と天皇制日本;もともと「象徴」的天皇であった―津田左右吉と戦後的天皇論;天皇とともに在り続ける日本とは何か―象徴天皇制の現在)

著者等紹介

子安宣邦[コヤスノブクニ]
1933年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学専攻)修了。文学博士。大阪大学名誉教授。日本思想史学会元会長。著作は韓国・台湾・中国で翻訳され、多くの読者を得ている。現在、中国で続々と著作が刊行中である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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林克也

1
第九章(p.121~p.137)がこの本のすべて。2024/09/12

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