夏のレクィエム

個数:

夏のレクィエム

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月20日 15時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784867930076
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

妻は末期がん、最後の日々に

ふたたび咲くロマン!



一滴の水も呑み込めなくなって

その日々を妻が日記に綴り

家で看取った夫がそれを小説に

クリスチャンで酒飲みの妻

不倫がバレて家を出された夫

元文学ボーイと文学ガール

色んなことがありました。

南国の眩い光 悲しすぎる影

死を前にして妻は忙しい

ジョークを言い 神に祈り

西瓜を口に含み 器に戻す

この命がいとおしい

たまらなくいとおしい



この命が

いとおしい



 妻は自宅で息を引き取ったのだが、最後の四十二日間、邪悪な癌が喉をふさぎ、一滴の水も飲めなかった。(…)ただ、死を前にしていると思えぬほど二人はジョークを言い合い、一度もいさかいをしなかった。こんなこと、ここ数年あったろうか。

 納骨からしばらくした或る日、夫は脳をいたく刺激される一品にでくわした。妻の寝台のヘッドボードに小さなノートを見つけたのだ。(…)

 何度も読み返すうち、これを篋底に置いておくのが惜しくなった。この中には自分に不都合なこと、思い出したくないことも含まれているが、この日記を土台にして小説が書けないものか。(…)そうだ小説を書こう。(「序章」より)

内容説明

妻は末期がん、最後の日々にふたたび咲くロマン!

著者等紹介

小川征也[オガワセイヤ]
昭和15年、京都市に生まれる。昭和38年、一橋大学法学部卒業。昭和39~42年、衆議院議員秘書を務める。昭和43年、司法試験合格。昭和46~平成19年、弁護士業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品