感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
131
私の中では、黒澤 明は、時代劇のイメージが強いですが、初期の頃は、色んな作風の映画を撮っていたんですね。 本書は、コレクターアイテムで立派な書籍ですが、最近読んだ中で一番高い(25,300円)📚でした。 https://www.twovirgins.jp/book/9784867910597/2025/10/10
ぐうぐう
27
画期的な内容だ。黒澤明に関する書籍は数多あるが、映画ポスターに特化した本は『旅する黒澤明』くらいしかなかった(その『旅する黒澤明』も海外のポスター限定だった)。映画公開前後に貼られ、それを過ぎると街中から消えてしまうポスターはいわば一過性のものであり、そもそもポスター本を企画はできても実現することが不可能だったというのが実情なのだろう。今回可能となったのは、井上由一の熱意とそれに応えた内外のコレクター達の存在が大きい(本書掲載のポスターの中にはスパイク・リー所蔵のものもある)。(つづく)2025/09/03




