内容説明
朝のコーヒーを飲みながら詩を読むこと。晩ごはんの後で人形に服を縫うこと。わたしの幸せは簡単に得られるものだ。それを取りに行くのを忘れさえしなければ―。ニットデザイナー三國万里子が人形を慈しみながら編んだちいさな服と、ことば。手作りの洋服とヴィンテージ家具に囲まれて暮らす人形たちの写真+物語、エッセイ4本収録。
目次
春
夏
秋
冬
著者等紹介
三國万里子[ミクニマリコ]
1971年新潟県生まれ。「気仙沼ニッティング」「Miknits」「marikomikuni」デザイナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ズー
16
きゃーーーー!!!!!めちゃくちゃいいっ❤️大人の絵本とでも言おうか。終始キュンキュン。三國さんの惜しみない人形への愛。ヨーロッパのビスク人形なんて素敵なんだろう。ドイツ生まれとは意外だった。私も欲しい…。それにしても三國さんのセンスすごすぎ。なんでこんなオシャレで斬新な服が思いつくんだ。そしてストーリーも面白く、なぜヨーロッパのお人形さんたちにこれが似合うんだ?と不思議な日本的な服とかもあったり。美しさに惜しみなく妥協のない生活から生まれてきているんだな。これ2冊目もありますねきっと。楽しみにしてます。2025/01/21
のり
1
★★★2025/01/14
そらまめ
0
☆☆☆2025/03/24
ジュースの素
0
このような本を出されるとは! 人形には特に興味がないが、ひとつの世界のようで面白い。2025/03/08
koharu
0
図書館本。編みもので人形をつくる本を探していて、有名ニッターさんが出しているからと借りてみたら、あら?ビスクドール?検索したときはわからなかった。 三國さんが大事にしているアンティークのビスクドールは最初はちょっと怖かった。でも、寮母として人形たちの世話をしている三國さんはとても楽しそうだし、人形たち愛されてるわぁ。三國さんがつくる服や小物が素敵。小道具も100均にあるプラスチックではなく大切にされてきたアンティークも味がある。いくつになっても人形で遊んでいいのよね。2025/02/28