パレスチナ、時代を越える呼び声 - パレスチナ論集成

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  • サイズ 46判
  • 商品コード 9784867840153
  • Cコード C0010

出版社内容情報

80年代から現在に至る、パレスチナをめぐる全論考収載。新原稿、単行本未収録原稿多数。(第一次)インティファーダからやがて40年、この間の中東・パレスチナ情勢を追いながら、そのつどの状況のなかで記された考察は、つねに私たちに出来事の真実を伝える言葉であり続け、アクチュアルな批評性を失わない。1987年12月のインティファーダから、湾岸戦争、オスロ合意、パレスチナ自治政府の成立、中東和平の挫折、9・11、イラク戦争、自治区の分裂、分離壁の建設、ガザ爆撃……そして現在のジェノサイド。状況のただ中に、時代を越える呼び声を聞きとり、未来に向けて響かせる、告発と闘争のドキュメント。
西洋におけるパレスチナ最大の友/ジャン・ジュネ、そしてゴダール、パレスチナ人映画作家/ミッシェル・クレイフィ、エドワード・サイード、デリダらの、パレスチナ・イスラエルをめぐるテクストに即した論考も必読である。
アラビア語原文からの初の日本語訳「パレスチナ独立宣言」(ハディ・ハーニ訳)収録。


【目次】

序  インティファーダ四〇周年を前に

インティファーダ、パレスチナの新しい〈顔〉

I
イスラエル/パレスチナ問題と東アジア
「新しい中東」以後  「裁き」から「革命的平和」へ
パレスチナと気候、二つの正義、一つの闘い
殺戮者の手を縛るために
「ガザ・モノローグを行う東大生有志の会」の問いかけに応えて

II
大侵攻前夜  国際作家議会代表団のパレスチナ訪問
九月一一日の「結び目」
ある集い
ある妄想の未来  いかに「テロ」の影の外に出るか
「地獄への道は善意で敷きつめられている」  来るべき「テロリズム批判」のために
存在を賭けた〈嘘〉との闘い
[書評]西谷修『「テロとの戦争」とは何か─9・11以後の世界』

III
一月七日以前  アラブ人の友人たちとの対話から
パレスチナ連帯デモが禁止される国から  フランス『共和国の原住民党』の闘い
「戦士社会」と「積極的平和主義」  アルジェリアから〈戦争の現在〉を考える
歴史的類比と政治的類比のあいだ
「シャヒード、一〇〇の命」沖縄展に寄せて
[書評]イラン・ハレヴィ『ユダヤ人の歴史』
[書評]岡崎弘樹『アラブ近代思想家の専制批判』
[書評]岡真理『アラブ、祈りとしての文学』

IV
「第三の眼」を求めて  ラビン暗殺の思想的マグニチュード
アブデルケビール・ハティビのイスラエル/パレスチナ論  一九七〇年代アラブ人知識人の一視点
反ユダヤ主義とシオニズム  アーレント『ユダヤ論集』を読む
イスラームと女性の地位  まず、知るべきこと
そして誰も来なくなった  ジュネーブ条約体制の危機とPKO時代の〈難民〉
法の砂漠  カントと国際法の〈トポス〉
戦争、あるいは限界で生きることを学ぶ

V 
パレスチナのイマージュと「世界記憶」の生成  ミシェル・クレイフィ/鵜飼哲
破壊された時を求めて  ミシェル・クレイフィ『石の賛美歌』のために
フランスの移民運動と文化  シャレフからクレイフィヘ
「豊穣な記憶」とは何か
境界の上に、境界の彼方に   『ルート181』に寄せて
断絶の大地、来るべき共生は
眩暈の造形   パレスチナ映画史における『ミラル』
応答する力、あるいは〈歴史の歴史〉  ゴダールへの途上で
真理の二つの顔、あるいは敗者たちの詩人  ジャン=リュック・ゴダールのために
歴史の闇への旅  『ショアー』とフェルマン『声の回帰』

VI
フロイトの読者、エドワード・サイード
〈始まり〉のサイード
[書評]エドワード・サイード『オリエンタリズム』
[書評]エドワード・サイード『知識人の表象』

VII
いくつもの砂漠、いくつもの夜
不可視のヴィジョンと隠れた

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