出版社内容情報
変貌する渋谷を撮り下ろした写真集。新作写真89点に書き下ろし渋谷論を付す!
"渋谷が変身している。渋谷を訪れる多様な人々の姿とともに、いまこの街は、複雑で特異な都市改造の姿を見せている"(本書より)
木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・宮本隆司撮影による《変容する都市渋谷》の姿。
渋谷駅の改修工事、スクランブル交差点、賑わいをみせる路地、集っては去ってゆく人びと……世界的都市となった"渋谷"が変貌していく過程の現場を新作89点の写真と文章で写し出す。【英文付】
《スクランブル交差点を囲む建物から発する大音響と広告画像の氾濫。押しよせ流れくる群衆を刺激し現実離れした様相を露呈しつづける、本気にすることができない渋谷。渋谷の都市改造は、未知なる新たな都市の生成を実現するのだろうか。》(本書より)
内容説明
“渋谷が変身している。渋谷を訪れる多様な人々の姿とともに、いまこの街は、複雑で特異な都市改造の姿を見せている”宮本隆司撮影による、渋谷スクランブル交差点と都市改造の現場。
著者等紹介
宮本隆司[ミヤモトリュウジ]
1947年、東京生まれ。1988年、香港の高層スラムを撮影した「九龍城砦」展(INAXギャラリー)および『建築の黙示録』出版により、1989年、第14回木村伊兵衛写真賞受賞。1996年、阪神淡路大震災を撮影した「KOBE 1995 After the Earthquake」展示(ヴェネチア日本パヴィリオン)で第6回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展金獅子賞受賞。2004年、自作大型ピンホール・カメラで撮影したピンホール写真他を展示した「壊れゆくもの・生まれいずるも」展(世田谷美術館)で第55回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2012年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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