出版社内容情報
これは日本一「漁をする」漢の偽りなき思い
カジキ等大目流し網漁 18年連続 日本一(1980年~1997年)
サンマ漁漁獲高 日本一(2015・2016・2017年 3年連続)(2023・2025年)
17歳で海へ。
東シナ海、南シナ海、北太平洋。
渡りつづけて得たものは
大漁、喝采、海の上の了見。
未だかつてない漁師の激白集
【目次】
まえがき
一章 決断、また決断の少年時代
01?俺がやる、と決めた13歳
お喋り好きで、人が好き/ガキ大将ではなく、目立つ子/女性には優しく─本能で築いた人間関係/「俺が漁師をやる」─13歳の決断/高校は1ヵ月で転校
02?「兄は自爆、弟は人殺し」─18歳の事故と「いまに見ておれ」
ホンダ450㏄と、12月の夜/「事実を言ってんだ」─警察官との応酬
03?父・勇─海賊と呼ばれた男の背中
初代、二代目から勇へ─橘湾から外海へ/仏様/次男にはおおらかに
二章 親子船から兄弟船へ─そして日本一
04?父と入れ替わるように海へ
見習い船頭/月に2航海の限界と、北海道の船の衝撃/流し網への転換─製網会社の初代会長を動かした父
05?船を買う─第三幸盛丸
言い値3000万円を2000万円に/生き神様が見抜いたひび/荷札にメモして船を覚える/佐多岬沖、エンジンが泣き出した/「パパパパッ」─自己流修理で生還
06?南シナ海への挑戦─ロランCと等深線を頼りに
網さえ持っていけば、絶対に獲れる/ロランCが片方しか受信できない/等深線を伝って南下、底刺し網で大漁!/香港沖で、カジキ380本/流し網漁は眠れない/ジャンク船、来る
07?第五幸盛丸─太平洋の果てへ
酒田で掴んだ凍結船─8500万円を5250万円に/日付変更線まで走れ/22日で3200万円
08?巡視船「宗谷」に拿捕─呪いの言葉の代償
大漁のカジキが封印されそうに/沖合3日間の取り調べ/「呪い殺してやる」─若気の至り/函館1週間の代償
09?50時間不眠の果て─かまぼこ岩の奇跡
2昼夜、舵を握り続けた/舵にもたれたまま、眠ってしまった/バージ船で吊り上げる─300万円の代償/かまぼこ岩が船を救った/事故が、漁運を呼んだ/少数精鋭の理由
10?海の上の食卓─刺し身からカレーへ
船上の食事は、刺し身と煮付けだけ/カツオとサンマは毎日でも飽きない/親父の代から言われ続けた戒め/試した時に限って、トラブルが起きた/息子の代は気にしない
三章 結婚─幸せと漁を後押しした出会い
11?妻・里美との出会いと結婚
鹿の子編みのセーターから始まった縁/梅田駅で1時間、赤いネクタイを探して/結婚式─400人への誓い/気丈だった新妻
12?9歳の船頭─橘湾の人命救助
塾への通いは、伝馬船で/衝突─海に人が落ちた/漁協へ、全速で/「子供の操船は問題」と言い出す者も/お礼に来た人と、1



