内容説明
芸術、宗教、個人主義、私有財産、利他主義などを横断し、社会主義に共感する明敏な観察者であったワイルドの理想を色濃く伝える批評の新訳!ジョージ・オーウェルによる書評や訳者による詳細な解説「ヴィクトリア時代の同性愛、チャリティ・ブーム、歴史叙述―オスカー・ワイルドの社会主義論を解釈するための三つの手がかり」なども併録。
目次
社会主義下の人間の魂
ドストエフスキー『虐げられた人びと』書評
『ドリアン・グレイの肖像』序文
ジョージ・オーウェル著『社会主義下の人間の魂』書評
解説 ヴィクトリア時代の同性愛、チャリティ・ブーム、歴史叙述―オスカー・ワイルドの社会主義論を解釈するための三つの手がかり
著者等紹介
ワイルド,オスカー[ワイルド,オスカー] [Wilde,Oscar]
1854‐1900。アイルランド出身の詩人、作家、批評家。ダブリンのトリニティ・カレッジで学んだのち、オクスフォード大学で古典人文学を専攻し、同大学を最優等の成績で卒業。以後、ロンドンに拠点を置き、同性愛を匂わせる小説『ドリアン・グレイの肖像』や、機知と逆説の妙技で上流社会をからかう喜劇『まじめが肝心』などの挑発的作品を立て続けに発表、イギリスの唯美主義とデカダンスを代表する文人としての地位を確立する。40歳の年、同性との「重大な猥褻行為」で有罪判決を受け、投獄される。2年の獄中生活を経験したのち、パリで客死
町本亮大[マチモトアキヒロ]
東京大学教養学部を卒業したのち、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで博士号(英文学)を取得。現在、上智大学文学部英文学科で教育と研究に従事する。専門領域は、近現代イギリス(特にヴィクトリア時代)の思想・文学・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- ELLE Japon 2020年10月号



