内容説明
第一次世界大戦に従軍した体験を経て書かれた、平和への提言。力強く戦争を否定するミルンの言葉を、現代に届ける。第一次世界大戦後に書かれた表題作。その六年後、第二次世界大戦を前に変化した思想が反映された「名誉ある戦争」(War with Honour)も収録。
目次
名誉ある平和―戦争という習慣の研究(一九三四)(戦争;すべての平和主義者たちへ;イングランドの名誉;国家の威信;国家の誇り ほか)
名誉ある戦争(一九四〇)
著者等紹介
ミルン,A.A.[ミルン,A.A.] [Milne,Alan Alexander]
小説家、詩人、劇作家、コラムニスト。1882年ロンドンに生まれる。ケンブリッジ大学在学中から雑誌へ寄稿し、卒業後は大衆娯楽誌『パンチ』の編集助手兼記者として多数のユーモアに満ちたコラムやショートストーリーを執筆する。第一次世界大戦では陸軍に所属し、通信士官として前線での戦闘を経験。従軍中の余暇を活かして舞台脚本の執筆を始め、『第一戯曲集』(1919)に収録された5作品を戦時中に書き上げる。戦後、『パンチ』を辞し、本格的に作家活動に専念する
吉村圭[ヨシムラケイ]
1982年、福岡県生まれ。佐賀大学教育学部准教授。鹿児島女子短期大学、九州女子大学を経て現職。専門はA.A.ミルン研究、及び英語圏児童文学と映像化(アダプテーション)研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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法水
3
『くまのプーさん』で知られるA・A・ミルンさんが1934年に発表した表題作とその6年後、最終章として出版された「名誉ある戦争」を収録。この6年の間にナチスが台頭したことによって著者の主張に変化が現れるわけだけど、ヒトラーが当時の人々にとってどういう存在だったのかが実感として伝ってきた。2026/04/02
Go Extreme
2
前:戦争=悪・名誉無→絶対平和主義=戦争放棄 後:ファシズム台頭→思想変化=防衛戦争を肯定 理想(平和)⇔現実(脅威)=葛藤が生んだ真の平和への提言! +追加:国家間協定=脆弱→国際連携の限界:武力行使=最終防衛の重責!現代への問い=平和維持への覚悟2026/04/25




