内容説明
調査対象の女性、そして消えた死体の謎…。緻密な構造、巧みなプロットとさりげなく埋め込まれた伏線の数々。フィリップ・マーロウの生き方を確かめたい。チャンドラー最後の長編を新訳でお届けします。より具体的に作品を読んでもらうために、架空の町エスメラルダの地図やホテルの見取り図などの挿し絵、そして物語の時系列表が掲載されています。
著者等紹介
チャンドラー,レイモンド[チャンドラー,レイモンド] [Chandler,Raymond]
1888年シカゴ生まれの小説家・脚本家。12歳で英国に渡り帰化。24歳で米国に戻る。1933年にパルプ・マガジン『ブラック・マスク』に「脅迫者は撃たない」を寄稿して作家デビュー。1939年には長編『大いなる眠り』を発表し、私立探偵フィリップ・マーロウを生み出す。1959年、死去
市川亮平[イチカワリョウヘイ]
東京都出身。横浜国立大学工学部卒業後、NECにて半導体製造装置開発設計、パーソナルコンピュータ開発設計に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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