内容説明
前編は「三世」で日系収容を知らない「失われた世代」である三世たちの姿を描き、後編の「多感」ではオースティンの七つの小説の構造を日系社会に落とし込みパロディにした二部構成のこの短編集。ヤマシタは、日系収容という「過去」を確かめつつ「三世」としての自分の立ち位置をどのように描いているのか?マジック・リアリズムの騎手による集団的記憶の軌跡!
目次
1 三世(風呂;歯科医と歯科衛生士;紳士協定;ボンベイ・ジン;ボルヘスとわたし;キティのキス;小春日和;結腸・内視鏡;コン・マリマス;三世レシピ;(厳選された)ロスアンゼルス/ガーデナの日系年表)
2 多感(JAストーリーズ)(「多感」に関する著者の覚書;しかたがないともったいない;義理と我慢;モントレー・パーク;エミ;日系アメリカン・ゴシック;ザ・パースエイジアン;オマキさん)



