内容説明
触れて、感じて、心動かされて…。心と身体の二元論では理解できない質感と感情のあいだにある特別な親密性とは?自らの死の淵に立ったセジウィックによる情動理論の決定的な一冊。
目次
幕間劇、教育的な
第1章 羞恥、演劇性、そしてクィアなパフォーマティヴィティ―ヘンリー・ジェイムズの『小説の技法』
第2章 遂行体のあたりで―一九世紀の語りにおける周縁遂行体とその界隈
第3章 サイバネティックスの襞のなかの恥―シルヴァン・トムキンズを読む アダム・フランクとの共著
第4章 パラノイア的読解と修復的読解、あるいは、とってもパラノイアなあなたのことだから、このエッセイも自分のことだと思ってるでしょ
第5章 仏教の教育学
著者等紹介
セジウィック,イヴ・コソフスキー[セジウィック,イヴコソフスキー] [Sedgwick,Eve Kosofsky]
1950年米国オハイオ州に生まれ、2009年ニューヨーク州に没する。ボストン大学、アマースト大学、デューク大学、ニューヨーク市立大学大学院センターなどで教鞭をとり、クィア・スタディーズを牽引する多くの著書を発表しながら、晩年はテキスタイル・アーティストとしても活躍した
岸まどか[キシマドカ]
1982年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文社会系博士課程満期退学、ルイジアナ州立大学博士課程修了(English・Women’s,Gender,and Sexuality Studies)。専門はアメリカ文学、クィア・スタディーズ。現在はルイジアナ州立大学研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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