内容説明
この本で知らない京都を旅してみよう!ガイドブックに載っていない歴史だらけ!京都研究の第一線にたって活躍する著者たちによる、知られざる京都史。
目次
第1部 ガイドブックに載らない歴史を求めて
第2部 失われた空間を復元する
第3部 祭礼をまなざす
第4部 信仰と美のかたちを読みほどく
第5部 史料を徹底解読する
第6部 共生のあり方を探る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
浅香山三郎
12
地方史研究協議会の大会報告をベースにエッセンスを詰め込んだ本。全20章からなる。ひとつひとつは短いが、史料や行事、フィールドに恵まれる土地柄だけにどの話も興味深い。2025/12/04
田中峰和
5
歴史は繰り返すというが、本書を読むとそれが実感できる。京都駅の南東に非人小屋の記録から分かるのは、当時の貧しい人びとと現代の類似点。日本最大の被差別部落・柳原村は現存するが、当然当時の住人の暮らしは貧しく、今も改良住宅として行政の援助は続く。彼らは氾濫する鴨川の治水工事に駆り出されたが、当然非正規雇用。格差社会は今も残り、当時以上に非正規雇用の人々は増加している。鬼畜のように娘を遊郭に売り飛ばした記録も残っている。一生不通養子として売り飛ばしたのに、何度も娘をカタに借金の追加を求めた親の記録にあきれる。2026/06/08




