目次
1 まずは研究紹介から(前口上―共同研究の経緯/尾崎紅葉と「文範」/写生文と美文―描かれた空間を脱色する;歌語を浸透させる「詞寄」;表現の辞書としての需要;複数の〈文〉と「同胞姉妹に告ぐ」;教育と文例;思想と表現のズレをどう読むか;素人と玄人の力学)
2 討議1 文範・文例集の明治(「文範」か「文例」か?/言文一致のスピードと軍人向け文例集/明治後期~素人っぽさへの志向;読者コミュニティの捉えかた;「作品」と文の複数性;『自然と人生』いうジャンル)
3 討議2 文体はどこへ行くのか?(詩歌の流派と文体/詩論とルールと実作/模倣と均質な声の登場;女性向け文例集;言葉の平準化;文例集的文学の再登場)



