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内容説明
研究はどう変わるか?体感性の高い仮想現実は感覚や認識を変えていく。
目次
3D計測と手実測は二者択一なのか 縄文土器の3Dデータ研究実践(中村耕作)
2 X線CTの効用はなにか X線CTと三次元情報(上野祥史)
3 大量の3Dデータの先になにが見通せるのか 大規模三次元データの共有と解析(中尾央)
4 骨と三次元、意外に思える相性の良さ 動物考古学の中の三次元世界(菊地大樹)
5 3Dデータは遺跡と人のかかわりを変えるのか 遺跡を三次元で記録する(金田明大)
6 進む3D仮想空間を用いた壁画研究 3Dモデルを応用した古代壁画の研究(末森薫)
7 これからの博物館 被災文化財等の3Dデジタルアーカイブと博物館での3Dデータの活用(鹿納晴尚)
8 三次元情報の原点 三次元記録としての模型―京都大学所蔵例を中心に―(吉井秀夫)
著者等紹介
上野祥史[ウエノヨシフミ]
国立歴史民俗博物館准教授(東アジア考古学)
松田睦彦[マツダムツヒコ]
国立歴史民俗博物館教授(民俗学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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noko
2
X線やCTを使うことにより、非破壊で360°どの角度から見ても死角がなく分かるようになった。以前は破壊しないと見えなかった(仏像の中にお経が入ったりすることも)納入物もわかるようになった。敦煌の莫高窟は沢山の洞窟があり、洞窟の中には壁画があるところも。今はLEDで照らした青白い光の中洞窟を見ているが、洞窟のできた当時は違っただろうということで、蝋燭で照らした仮想空間を生成した。沖縄の節祭は農民の正月と言われている。10月頃にする。三日間行われて、2日目海の彼方ニライカナイからミリク、弥勒、ミルク神が来る。2025/04/22