内容説明
わずか数十年間に大きな集団抗議が四つも起こった。米国の文化人類学者が資料を駆使して明らかにしたその全貌。原著出版から30年、ようやく日本語訳が完成!
目次
第1章 19世紀の集団抗議における階級、共同体および党派
第2章 庄内と酒井藩
第3章 見事な領民たち―1840‐41年の転封反対運動
第4章 従わない人々―1844年大山騒動
第5章 庄内の明治維新
第6章 進取性と惰性―第二次酒田県
第7章 石代納、改革の抑制および歳出の偽装
第8章 ワッパ騒動の新たな展開―地方から中央へ
第9章 中央政府の出番―沼間の取り調べと児島の裁判
第10章 その後の経過
第11章 まとめ
付録
著者等紹介
ケリー,ウィリアム・W.[ケリー,ウィリアムW.] [Kelly,William W.]
1946年生まれ。文化人類学の博士。イェール大学名誉教授
佐藤エミリー綾子[サトウエミリーアヤコ]
1957年サンフランシスコ生まれ、東京育ち。ICUと上智大学大学院で国際コミュニケーションを専攻。(財)フォーリン・プレスセンター勤務を経て、フリーランスの英語・日本語間の翻訳・通訳、調査研究。日本翻訳者協会(JAT)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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