内容説明
ある日のこと、目利きの骨董屋さんが宿場はずれの茶屋で、とんでもないお宝を発見します。ところが茶屋の主人は、まったくそれに気づいていないご様子。お宝を手に入れようと、骨董屋さんはある作戦に打って出ます。果たしてその計画はうまくいくのでしょうか―?びっくりな結末でも有名な、落語の滑稽噺です。
著者等紹介
川端誠[カワバタマコト]
1952年、新潟県上越市生まれ。絵本作家。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかこ
55
いつもと違う図書館に行ったら、猫本コーナーができており、その中で目があった1冊。古典落語である「猫の皿」オチが面白かった!続けて、YouTubeでも検索して見てみた。絵本は絵がかわいく、面白くて良いし、動画は落語家の話のリズム感がよくて最高!骨董品屋の目利きができる知識と、商売での駆け引き、茶屋の店主の巧みさ、本当に面白かった! 2025/05/21
yomineko@ヴィタリにゃん
52
前に読んだお話なのでオチは分かっているものの、中々に抜け目のないご主人にクスっと笑ってしまう😊猫の餌やりにわざと高価な器を出して人を惹きつけるとは!!!😻😸😻😸2024/08/06
ゆっき
21
「落語絵本」シリーズ。掘り出し物を探しに旅に出た骨董屋。その骨董屋を打ち負かすお茶屋のお爺さんがすごい。これぞ落語という笑えるオチが最高でした。2024/05/04
あおい
14
猫が使っている茶碗がお宝だと気づいた骨董屋が知恵を働かせて茶碗を手に入れようとする。川端誠さんの絵がいい味だしてます。2024/10/28
ヒラP@ehon.gohon
8
Sカフェで読み聞かせしました。2025/01/29