内容説明
ぼくは、ジムとジェフに別れを告げ狩りに出かけた。ところが、獲物を持って家に帰ってみると、ぼくの椅子に知らないやつが座り、ちゃっかりこの家の住人に。新入りの名前はココ。勝手にぼくのパジャマを着るは、ぼくの馬に乗るはとやりたい放題。ココにはイラッとさせられていたけど、しばらくするとわかってきた。ココがいるのも、まぁ悪くない。「見知らぬ誰か」も、わかってみると打ち解け合える。習慣も見かけも違う人々との共存は、まさに地球規模で考えなくてはならない普遍のテーマ。SDGsの多様性が注目されている今、この絵本のメッセージはとても大切です。
著者等紹介
エリオット,ピーター[エリオット,ピーター] [Elliott,Peter]
1970年、ベルギーのブリュッセルに生まれる。サン=リュック学院でイラストレーションを学ぶ。現在は広告デザインの仕事と子どもの本作りという“二足のわらじ生活”。またミュージシャン、ロックシンガーでもあり、妻と娘とともにベルギーに住んでいる
クローザー,キティ[クローザー,キティ] [Crowther,Kitty]
1970年、英国人の父とスウェーデン人の母のもと、ベルギーのブリュッセルに生まれる。2003年『こわがりのかえるぼうや』(徳間書店)、2005年『ちいさな死神くん』(講談社)で、オランダで最も美しい子どもの本に贈られる賞のひとつ銀の画筆賞を受賞。また2010年には、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞している
ふしみみさを[フシミミサオ]
伏見操。1970年、埼玉県生まれ。フランス語、英語の児童書を翻訳しながら、ときどきエッセイも書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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