内容説明
野口芳宏、小学館での最後の仕事が放つ強烈メッセージ。
目次
第1章 野口芳宏の教育論(まぶしい「新しい」スローガンの賞味期限 基礎・基本の本質は「不変・不動」;恩を教え、感謝を育む―根本、本質、原点への回帰 子供中心主義がもたらしたもの;「拙い音読」にみんなで拍手の常態化 活動あって指導なし、指導あって教育なし)
第2章 野口芳宏の「教師の資質・能力」論(子供に主体性・自主性を求めながら 研究テーマ「各自の自由研究」が大ブーイング;「子供を叱らないでください」 「教える」ためない、子供への過信;「観」を磨いて道を拓く 教員の資質向上・私の実践論)
第3章 野口芳宏の「人生論」(我が子をいじめの加害者にしたい親が増えている?世間に顔向けできない親の嘆き;明治生まれの父の教育想片「いい気になるな」 お天気屋はダメだ―父親の教え;子供は廊下を走るものなのだ!この世を去る時「与えたものだけが残る」)
著者等紹介
野口芳宏[ノグチヨシヒロ]
1936年千葉県生まれ。千葉大学教育学部卒業。千葉大学附属小学校教諭、公立小学校教頭、校長を経て、北海道教育大学教授、植草学園大学教授、千葉県教育委員等を歴任。研究分野は国語教育、道徳教育、幼児教育、家庭教育。日本教育技術学会名誉会長、日本言語技術教育学会常任理事。2005年3月、NHK『わくわく授業』に出演。現在「鍛える国語教室研究会」「実感道徳研究会」「授業道場野口塾」各主宰。各地の要請に応え、授業や講演による全国教育行脚に励む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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