出版社内容情報
●納得できる人生の最終段階を目指して、課題と対応を明確化。看取りに直面する家族と相談・支援に当たる多職種に向けた論考集。
自分や家族の問題として、ますます多くの人が身近に経験する終末期ケア。社会全体で取り組むことが求められる喫緊の課題に対して、病院、介護施設、在宅機関における具体的対応を幅広く考察。
どこまで治療を続けるべきか、治療はしないという選択肢、その際の本人意思の確認、本人の意向を踏まえた家族の決定と看取り―それを支援する医療介護福祉関連の多職種の役割とは。
特養ホーム、介護老人保健施設、在宅医療、救急医療での対応、地域の病院・地域包括ケア病棟など、さまざまな場における課題と対応をこの一冊に。
内容説明
納得できる人生の最終段階を目指して様々な場における課題と対応を明らかにする。病院、介護施設、在宅で看取りに直面する家族、その相談・支援に当たる多職種に向けた論考集。
目次
序文 「虚弱高齢者の終末期ケア」(池上直己)
第1章 特別養護老人ホームでの看取り実践(池崎澄江)
第2章 介護老人保健施設における余命が限られた方々へのサービス提供(大河内二郎;東憲太郎)
第3章 在宅における看取り(佐々木淳)
第4章 救急医療における対応(伊藤香)
第5章 地域の病院・地域包括ケア病棟における認知症患者の看取り(水野裕元)
第6章 緩和ケア―全ての重い病を持つ患者とその家族を対象として―(木澤義之)
第7章 人生の最期の場所についての一般国民の希望と死亡診断書に係る医師法20条の解釈・運用(前田正一)
第8章 公益財団法人医療科学研究所2021年度自主研究事業「美しき有終」プロジェクト最終報告書 認知症末期の本人の意向を尊重した意思決定支援モデルの探索的研究(池上直己;高木安雄;石橋智昭;星芝由美子;廣岡佳代;津田修治)
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