出版社内容情報
■「健康マスター」資格取得のための公式テキストであるとともに、公式テキストに留まらない「セルフケア・デザイン啓発書」です。一人ひとりのヘルスリテラシーを高めるためのヒントが満載です!
(一社)日本健康生活推進協会が実施するヘルスリテラシーを評価する検定試験の公式テキストで、本書『100年ヘルスケアバイブル Ⅰ』は、自らの健康づくり、健康寿命を延ばすために必要な生活習慣改善のための正しい健康知識・ノウハウを習得し、自身のセルフケアに必要なヘルスリテラシーを身につけた資格である「健康マスター」取得のためのテキストです。
また、本書は公式テキストの域を超え、自分の健康は自分で決める、そしてウェルビーイング(Well-being)な人生100年時代を創造する「セルフケア・デザイン啓発書」として制作しています。
健康への関心はコロナ禍を経験し社会的には少しずつ高まってきたものの、まだ健康無関心、低関心層も多いのが現状で、まずは社会的な健康への関心を高め、意識、行動変容への道筋をつけていくことが本書の目指すところです。他方、健康はあくまで人生100年のウェルビーイング(健幸)向上のための手段であるということも基本認識として置いています。
本書に盛り込んだ内容、テーマは多岐にわたりますが、本書のタイトル「バイブル」のとおり、「健康づくりの原典」として押さえておきたい基本事項のすべてを網羅し、わかりやすく解説しています。最新の知見・情報をもとに、日々の生活や仕事に役立つ実践的な健康知識やノウハウを学べます。
内容の監修には、医療健康の各分野をリードする学識経験者で構成する監修委員会、監修協力には日本医師会、厚生労働省、経済産業省があたり、2024年度から実施される政府国民健康づくり運動「健康日本21(第三次)」をベースに、健康に関する最新のエビデンスに基づく適正な内容となっています。
本書が、一人ひとりの「健康」の維持・増進を図るための、生活習慣の見直しや未病改善に取り組む上でのヒントになり、ヘルスリテラシーの向上や社会全体のウェルビーイング向上にお役に立てれば幸甚です。
目次
1 セルフケア・デザイン序論(健康寿命―日本人の平均寿命は長い。しかし、要介護期間も長い;セルフケア―ウェルビーイング実現に不可欠なセルフケア;ヘルスリテラシー―ヘルスリテラシーは人生100年時代の必須能力)
2 行動別ヘルスケア(栄養、食生活―食・栄養のバランスなくして、健康長寿なし;身体活動、運動―「運動」と「生活活動」―あなたは身体を動かしていますか? ほか)
3 ライフコースに応じたヘルスケア(高齢者のヘルスケア―「フレイル」&「サルコペニア」予防は早めが一番!;女性ヘルスケア―みんなで知っておきたい―女性の健康、ヘルスケア ほか)
4 テーマ別ヘルスケア(メンタルケア―高まるストレスとうまくつきあうためのメンタルケア;感染症予防―感染症対策の基本は、「うつらない」「うつさない」 ほか)
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