出版社内容情報
言語障害の一つで、コミュニケーション能力が低下する「失語症」。失語症になると本人や家族は大きなストレスを抱えることになります。失語症の発症直後から知っておきたいことや、検査、治療、リハビリテーション、家族と患者のコミュニケーションの仕方、失語症患者が使える福祉サービス、仕事復帰に向けての準備の仕方、失語症経験者の体験談など、失語症患者と家族が知りたい情報を網羅しています。
内容説明
発症直後から仕事復帰までをサポート。
目次
第1章 失語症について正しく知りましょう
第2章 検査・診断から治療計画まで
第3章 リハビリテーション(言語聴覚療法)の実際
第4章 家族や周りの人ができること
第5章 社会とかかわっていく
第6章 福祉サービスや支援の活用
第7章 仕事に復帰する
著者等紹介
中川良尚[ナカガワヨシタカ]
江戸川病院リハビリテーション科言語療法専門科長・言語聴覚士・臨床神経心理士・公認心理師・認定言語聴覚士(失語・高次脳機能障害領域)。1998年東京理科大学理学部第二部化学科卒業。2020年より現職。専門は失語症を中心とする高次脳機能障害の臨床と研究。日本高次脳機能障害学会代議員、教育・研修委員会副委員長、機関誌編集委員、失語症レジストリ委員、Brain Function Test委員。日本神経心理学会評議員
三村將[ミムラマサル]
慶應義塾大学予防医療センター特任教授。1984年慶應義塾大学医学部卒業。米国ボストン大学医学部行動神経学部門失語症研究センター・記憶障害研究センター研究員、昭和大学医学部精神医学教室助教授などを経て、2011年より慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室教授、2023年4月より現職。専門は老年精神医学、神経心理学、認知症、老年期うつ病、高次脳機能障害、頭部外傷後遺症(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。