受援力―“介護が日常時代”のいますべてのケアラーに届けたい本当に必要なもの

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受援力―“介護が日常時代”のいますべてのケアラーに届けたい本当に必要なもの

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784867560204
  • NDC分類 369
  • Cコード C0077

出版社内容情報

■本書を一言で表せば“読むピアサポート”です。



受援力(じゅえんりょく)とは、困ったときに誰かに助けを求めることができる力のこと。介護に直面したときに大切なのは、この「受援力」を発揮することです。



ある日突然、介護に直面すると、生活が一変してしまい、どうしていいかわからない状況に追い込まれ、精神的に追い詰められてしまう人も少なくありません。

介護はプロの力を借りることができますし、利用できるサービスもいろいろあります。すべてを自分で抱え込む必要はないのですが、「人に助けてもらう力」が弱いと、自分で何とかしようとしてしまいます。一時的なことなら、それでもいいかもしれませんが、介護は終わりが見えません。潰れてしまうことなく、「仕事や学業や家事」と「介護」を両立させながら乗り切っていくためには、周りにある資源を有効に活用し、頼っていくことが必要なのです。



本書は元日本テレビのアナウンサーであり、 “元祖ヤングケアラー”とも呼ばれる著者・町亞聖さんが、介護に追い詰められてしまわないために、すべてのケアラーに伝えたいことを詰め込んだ渾身の書き下ろしです。

自身の介護経験を述べつつ、大変な状況に置かれているケアラーを慮りながら、「突然直面する介護への心構え」や「介護と仕事・学業との両立」など様々な切り口から介護生活を乗り切るためのヒントを熱く語ります。

著者自身が大変な介護を乗り越えたからこそ発せられる言葉には、抜群の説得力があり、心に響きます。すべてのケアラーの心にしっかりと寄り添ってくれるに違いない1冊です。



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【本書「はじめに」より一部抜粋】

今から30年以上前にヤングケアラーの当事者の一人になった私も、弱音を吐くことや誰かを頼ることが今も苦手です。18歳の時から親を頼ることのできない環境に身を置いていたことが影響していると思います。私自身もまだまだ<受援力>が足りていないと痛感していますが、だからこそ「もしもあの時に助けてと言えたなら……」と過去の自分を振り返りながらこの本を書き進めていきたいと思います。自分の人生も大切にしながら介護を続けるためにはどうしたら良いのか? その鍵を握るのが<受援力>だと確信しています。この本が現在進行形で介護をしているみなさんが「助けて」と声を上げるきっかけになればと思いますし、ヤングケアラーだけではなく全てのケアラーのみなさんの今と未来を照らす小さな灯りになれば幸いです。

内容説明

ケアラーに寄り添う“読むピアサポート”誕生!当事者や家族の声なき声を伝えたい―。その熱い夢を見事に実現させ、日本テレビアナウンサーとして活躍した“元祖ヤングケアラー”町亞聖渾身の書き下ろし!

目次

第1章 分かっていても突然やってくる家族の病気や介護―絶望・不安
第2章 障害を負った母の“ありのまま”を受け入れるということ…―喪失・受容
第3章 出来ないことではなく出来ることを数える発想の転換―発見・気付き
第4章 「ようやく見つけてもらえた…」ヤングケアラーになった私達―葛藤・選択
第5章 今でも大学を卒業できない夢を見る私…学業と介護の両立―獲得・自信
第6章 介護と仕事の両立の鍵は“柔軟な働き方”ができること―夢・希望
第7章 いきなり突き付けられた末期がんの宣告、余命半年の母…―覚悟・決断
最終章 「喪失」に耐えられるか?これから介護は男性の問題に…―祈り・再会

著者等紹介

町亞聖[マチアセイ]
フリーアナウンサー。小学生の頃からアナウンサーに憧れ1995年に日本テレビにアナウンサーとして入社。その後、活躍の場を報道局に移し、報道キャスター、厚生労働省担当記者としてがん医療、医療事故、難病などの医療問題や介護問題などを取材。“生涯現役アナウンサー”でいるために2011年にフリーに転身。脳障害のため車椅子の生活を送っていた母と過ごした10年の日々、そして母と父をがんで亡くした経験をまとめた著書『十年介護』(小学館文庫)を出版。医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続ける。直近では念願だった東京2020パラリンピックを取材。元ヤングケアラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ハナさん*

1
2024年10月29日第1刷。市図。「元祖ヤングケアラー」の著者が、自身の体験を詳細に語り、ヤングケアラー当事者に語りかける、「読むピアサポート」本。受援力の大切さに焦点を当てた本ではなかった。「渾身の書き下ろし」ということだが、思い入れが強すぎ、肩に力が入りすぎている感じ。読者に語りかける文体が、私には合わなかった。報道キャスター・アナウンサーとして医療・介護の問題を取材し、状況を改善する活動をしてきたことは、評価する。「私に出来ることは〈言葉の力〉を信じてこれからも伝え続けていくこと」(p.302)。2025/03/30

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