著者等紹介
中西和夫[ナカニシカズオ]
高知県高知市生まれ。高知県内を主なフィールドとして、野鳥を中心に風景、野生動物などを撮り続けてきた。土佐湾にクジラ・イルカが生息していることを知り、1991年から撮影を開始。以来約900回洋上に出て、延べ約1800頭のカツオクジラを観察してきた。1997年平凡社アニマ賞で「準アニマ賞」、2016年CANONフォトコンテスト生きもの部門で「シルバー賞」、2022年第3回日本写真絵本大賞で「ご当地作品特別賞」など受賞。日本野鳥の会会員、日本自然科学写真協会会員、生態系トラスト協会会員
岩田高志[イワタタカシ]
博士(理学)。神戸大学大学院海事科学研究科助教。海生哺乳類をはじめとした海洋動物の行動生態研究に従事してきた。バイオロギングと呼ばれる、動物に記録計を取り付けその行動と周囲の環境を計測する手法を用いて、これまでにタイのカツオクジラやノルウェー、カナダ、アイスランドのザトウクジラの餌取りや休息行動を明らかにしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
32
この本のおかげで、二度とカツオクジラという鯨を忘れることはないでしょう。ずっと昔から高知に定住し、カツオを獲る漁師さんの横でイワシを食べながら生きてきたことも。内容もとても分かりやすかったんですが、躍動感のある鳥やシイラ、カツオの写真が素晴らしかった。…同時にイワシに少し同情しました…。2025/05/22
奏
2
土佐湾にやってくるカツオクジラ。カツオは、イワシを好物とするカツオクジラと一緒に行動するのだというが、その写真もあり一匹のカツオクジラにカツオの大群!迫力のある写真が多いので、小さな型の絵本でもったいない。カツオ漁が人々の暮らしと繫がっていることにも繋げる。2024/11/23
NOYUKI
1
情報量が多過ぎて、いや、もう絵本じゃないしって感じ。 面白かったけど。2025/04/18