クラスター―五輪の夏の墓標

村澤 武彦【著】

一粒書房（2022/01発売）

• サイズ 46判／ページ数 306p／高さ 19cm
• 商品コード 9784867430576
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

突然襲った想像を超えるクラスターの惨状の内側で、逃げずに最後まで命がけで闘い抜いた医療・介護従事者達と患者や家族達の知られざる姿を描いた迫真の物語。

著者等紹介

村澤武彦［ムラサワタケヒコ］
医学論文、最近では特に透析医療や介護関係の論文多数。同領域での医学賞も受賞。国立大学医学部卒。大学病院や公立病院での勤務を経て現在内科開業医。ペンシルベニア大学研究員時代に、新型コロナワクチン主要開発者のカリコ博士に招かれ研究室を訪問（１９９３年）。『クラスター―五輪の夏の墓標』で小説デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[るっぴ]

新型コロナの大規模クラスターの医療小説。医療従事者の大変さが分かる。

2022/03/31

[みやび]

☆３

2022/02/18

[#読む練習]

まさに第6波の渦中にある今、第1波から5波までを昨日のことのように思い出せる名著です。架空の都市の病院という設定ですが、ほぼノンフィクションとも言える切迫感が伝わってくるのは、現場に近いところにいると思われる、作者の経験と強い使命感からでしょう。処女作とは思えない筆致で、次回作も楽しみです。

2022/01/24