内容説明
「やんねばなんねえ」船大工たちは声を合わせた。2011年3月11日、東日本大震災に見舞われた岩手県大槌町―。ひょうたん島(蓬莱島)のある大槌町は鮭の定置網漁や養殖業で栄えてきた。漁師町の復興に「船」は欠かせない。震災の日から11年間、復興の足跡を記録した貴重なフォトストーリー。
著者等紹介
野田雅也[ノダマサヤ]
1974年福岡県生まれ、写真家・映画監督。バックパッカーとして世界を放浪し、写真を始める。ライフワークとしてチベットを撮影、世界情勢や地球環境を取材して国内外で記事や映像作品を発表する。日本写真家協会(JPS)会員、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員、Media Laboノダグラ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ichigomonogatari
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本書は東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町の岩手造船所で働く人々とその関係者に焦点を当て、復興の足跡を11年に渡り記録した写真集である。何もかも薙ぎ倒された町、宿の屋根に乗った観光船・・船を修復していく船大工、修復された船で海に出る漁師たち・・神楽、祭り、そして町の多様な人々の日常風景も多くある。写真の持つ力を感じさせられた。街が少しずつ再建されていく過程が映されていくが、人々の心の中はさまざまだろうと思わされる。心にずっしり響く価値ある写真集だ。2024/01/26




