内容説明
慰安婦とは何であったか?命の熱さ、死の寒さ…砲火、病魔、飢え渇きの戦場を肌に感じながら、女たちは男たちに、男たちは女たちに何を求めていたのだろうか?
目次
千鳥と柳
存在意義―伊藤の洞察と表現を通して
恩京(金恩秀)と李佳〓
金春子と長井軍曹
田村の「肉体文学」
春美と三上
ヒロ子と原田
張沢民と佐田
「檻」―「世界‐内‐存在」を超える活写
つかこうへいによる独創的な展開
玉砕した慰安婦
声なき声に耳を澄まし伝える
著者等紹介
山田正行[ヤマダマサユキ]
大阪教育大学名誉教授、高野山大学特任教授、大阪府立大学客員研究員、教育学博士(東京大学)。アウシュヴィッツ博物館活動で2006年にポーランド共和国功績勲爵十字勲章受章。帝大セツルメントを引き継いだセツルメント診療所など包括する医療法人財団ひこばえ会オールドセツラー評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- オレンジ電車おぼえてる?