出版社内容情報
うさぎの耳を持つ妖精リンデリンデロンは、人間には聞こえない音を聞くことができます。
野の精や木を守る小人たち、満天の星から降りそそぐ光の音、雑踏にうもれたまだ語ること
のできない小さなものの声――。
この小さな妖精リンデリンデロンは、自然界のごく小さな存在、あるいは無限に大きな存在に、そっとよりそって耳をかたむけ、耳に届く音を大切にします。
“ほんとうに聴くこと”と“ほんとうに語ること”は、互いに手を取り合うことで、新たな生命力が満ち溢れていくのです。
内容説明
うさぎの耳を持つ妖精リンデリンデロンは、人間には聞こえない音を聞くことができる。野の精や木を守る小人たち、満天の星から降りそそぐ光の音、雑踏にうもれたまだ語ることのできない小さなものの声―。妖精リンデリンデロンは、小さな小さな音にそっとよりそって耳をかたむける。
著者等紹介
火ノ川さちこ[ヒノカワサチコ]
北海道生まれ。デザイン系の仕事を経た後、しばらくブランクのあった絵を再開し、透明水彩で妖精画を描きはじめる。ラファエル前派や、アーサー・ラッカム等の挿絵黄金時代に惹かれる。季節の巡りの中で、自然界の植物や生きもの、光や水や大地の織りなす美しさを、妖精たちに託して伝えたいと思っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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