内容説明
可変性×永続性×環境親和。地域や医療者の想いを実現したエポックメイキング病院はいかにして生まれたのか。数々の建築賞に輝く先進病院の新築・移転・建替え事例を掲載!
目次
第1章 病院建築家と上手に付き合う方法―パートナーの思考回路を知る(医者は患者を癒し、建築家は街を癒す―病院建築家の仕事とは?;建築という名の環境破壊―自然や街並みと調和する病院 ほか)
第2章 病院のつくり方1―新築・建替えを成功させるためのヒント(目指すべきゴールの共有―対話を重ねて、プランを解く;ビジネスモデルの初期段階をデザインする―市民に愛される病院を目指して ほか)
第3章 病院のつくり方2―未来への設計図(医療ニーズを意識した病院づくり―潜在ニーズをどのように設計に反映させるか;建築家が考える患者アメニティ―患者満足度を高める病院建築 ほか)
第4章 テーマ別に見る医療施設の建築事例(がん治療;母子医療 ほか)
巻末付録 特別鼎談 病院建築の現在と未来を語る
著者等紹介
近藤彰宏[コンドウアキヒロ]
1988年、東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻修了、株式会社日建設計入社。主な担当プロジェクトとして、医療福祉建築賞を受賞した熊本県こども総合療育センター(公共建築賞)、盛岡赤十字病院緩和ケア病棟(公共建築賞)、足利赤十字病院(国際医療福祉建築賞第1位)、熊本県立熊本かがやきの森支援学校(JIA優秀建築賞、公共建築賞)、佐久総合病院佐久医療センター(公共建築賞、国際医療福祉建築賞第2位)などがある
大守昌利[オオモリマサトシ]
1991年、京都大学大学院工学研究科建築学専攻修了、株式会社日建設計入社。医療福祉施設の設計を専門に、これまで約1万1,000床のプロジェクトに携わる。主な担当プロジェクトとして、医療福祉建築賞を受賞した高知県立幡多けんみん病院、久留米大学医療センター、岡山県精神科医療センターのほか、りんくう総合医療センター、小倉記念病院、兵庫県立尼崎総合医療センター、市立吹田市民病院、長崎原爆病院などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。