内容説明
歴史学、国際関係史の碩学が2018年BBCラジオ講義「リース・レクチャー」をもとに書き下ろした2020年「ニューヨーク・タイムズベストブック10」入選の人文書、はやくも邦訳!!戦争を真正面からとらえ、世界中を古今東西、縦横無尽に駆け回り約400のテーマを簡潔、丁寧に論じた戦争全般についての基本図書。
目次
序
第1章 人間と社会と戦争
第2章 戦争の理由
第3章 方法と手段
第4章 近代の戦争
第5章 戦士をつくる
第6章 戦闘
第7章 一般市民
第8章 制御不能なもの(戦争)を制御するために
第9章 想像と記憶のなかの戦争
結び
著者等紹介
マクミラン,マーガレット[マクミラン,マーガレット] [MacMillan,Margaret]
オックスフォード大学国際関係史エメリタス・プロフェサー、トロント大学教授。オックスフォード大学で博士号取得。1975年ライアソン大学歴史学部、2002年トロント大学トリニティーカレッジ学長。2007年~2017年オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジ学長。著書に2001年、Paris 1919:Six Months that Changed the World(イギリスではPeacemakers、邦訳『ピースメイカーズ―1919年パリ講和会議の群像』(上・下)稲村美貴子訳、芙蓉書房、2007年)でサミュエル・ジョンソン賞、ダフ・クーパー賞、PENヘッセル・ティルトマン賞など受賞。また、2013年のThe War that Ended Peace(2014)(邦訳『第一次世界大戦―平和に終止符を打った戦争』滝田賢治監修、真壁広道訳、えにし書房)ではショーネンシー・コーエン賞、パディー・パワー・ポリティカル・ブック賞、インターナショナル・ブック・オブ・ザ・イヤーなどを受賞。現在ロイヤル・ソサエティー・オブ・リテラチャー・フェロー、トロント大学トリニティーカレッジ名誉フェロー、オックスフォード大学レディー・マーガレット・ホール、セント・ヒルダ・カレッジ、セント・アントニーズ・カレッジ名誉フェローなどを務める。2015年にはカナダでコンパニオン・オブ・ジ・オーダー・オブ・カナダ、2018年にはイギリスでポリティカル・スタディーズ・アソシエーション賞など、数々の賞を受賞している
真壁広道[マカベヒロミチ]
1957年生まれ。1981年一橋大学社会学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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